病気について
ペットにこんな症状はありませんか?
こちらのページでは、体の部位ごとに起きやすい症状を掲載しています。以下のような症状があれば、何らかの病気が隠れているかもしれません。
該当しない症状でもぜひお気軽にご相談ください。
CASE01:治まらないかゆみ
皮膚科専門外来

動物病院に来院される皮膚病の理由の多くは「皮膚を痒がる!」です。
いくつかの病気が同時に起こっている場合には、それぞれの原因に対して治療をしていく必要があります。
しかし、痒みを引き起こす原因となる皮膚病の種類はそれほど多くありません。 このように書くと、皮膚病の診断はずいぶん簡単なように思われかもしれませんが、実際には 複数の皮膚病 が絡み合い、複雑な症状になっていることが多いので、正確に病態を診断することとてもが重要です。
主な痒みのある皮膚病
膿皮症(細菌感染)・マラセチア性皮膚炎(酵母菌感染)・糸状菌感染(カビの感染)・ノミアレルギー・ニキビダニ症・疥癬・食餌アレルギー・アトピー性皮膚炎
CASE02:お耳の症状
皮膚科専門外来

耳の病気も皮膚科なの?と思われるかもしれませんが、耳の表面も皮膚で出来ているので耳の病気も皮膚科の守備範囲なんですよ。
さて、耳の病気の話の前に、まずは耳の構造を簡単に説明させて頂きます。
耳は 耳たぶ(耳介) から始まり、 耳の穴から鼓膜までの ”外耳”、外耳を通ってきた音を増幅する ”中耳”、そして実際に音を聞く器官がある ”内耳” の3つの部屋に分けられます。
”耳が痒い” とか ”耳が臭う” という原因は、この中の外耳に炎症がある ”外耳炎” がほとんどです。
この外耳炎をほっておくと、炎症が中耳や内耳にまで波及してしまうことがあり、 とくに内耳の中には体のバランスを保つ ”三半規管”や”前庭”という器官も存在するので、内耳炎になると 首が傾いたり、まっすぐ歩けなくなる等 の症状が出ることもあります。
そういう意味でも外耳炎はしっかり治療しないといけない病気なのです。
CASE03:続く咳の症状
循環器科専門外来

- 心臓が悪く治療を行っているものの思うような効果を感じられない。
- 聴診で心臓に異常があると言われたので詳しい検査を受けたい。
- キャバリア・シーズー・マルチーズなど心臓病になりやすい犬種なので異常がないかどうか詳しく診てもらいたい。
- 心臓は手術しないと治らないと聞いたが、どんな手術なのか、また手術しないとどうなるのか等、手術についても知りたい。
など…当院では、心臓病に関する専門的な知識をお持ちの先生をお招きして予約制の循環器外来を行っております。
CASE04.「なんでもない日」を末永く
予防医療

あなたの大切な家族の健康を守るために
現代の獣医学は大きく進歩し、病気の早期発見・予防が可能になっています。以前は難しかった疾患も、今では予防接種や定期検診でしっかりと対策できる時代です。
わんちゃん・ねこちゃんが元気に長く生きるためには、日頃の健康管理がとても大切です。
「元気だから大丈夫」と思わず、健康な今だからこそ、病気を防ぐチャンスです。大切な家族の未来のために、ぜひ一度、予防診療についてご相談ください。

飼い主さんへ
症状が重くなる前に獣医にご相談ください
飼い主さんには、ワンちゃんやねこちゃんの症状が重くなる前にご来院いただきたいと考えています。普段と様子が違う状態が数日続いているようであれば、早めに獣医に相談していただきたいと思います。人間の病気と同じように、動物の病気も早期発見・早期治療により、改善できる可能性が高くなります。
動物は言葉が話せません。早く気づいてあげられるよう。日頃からよく観察してよく触れるようにしてあげて下さい。