院長ブログ

2014年12月10日 水曜日

第3回臨床病理院内セミナー

 昨日は第3回となりました臨床病理の院内セミナーを行いました。また、近隣、遠方から勉強熱心な先生たちが集まってくれました。講師の先生には時間を延長してレクチャーと症例検討をしていただきました。
 今回のレクチャーはずばり炎症!炎症ってよく聞く言葉ですけど、これは『局所の細胞障害や作用した障害因子に対する局所的防御修復反応』って定義されます。一般の方は???って感じですよね。簡単に言えば体にダメージがあった時にその進行を防いで治す反応のことです。
 ちょっと話がずれますが、体にしこりが見つかったらどうおもいますか?腫瘍が出来たかもって思っちゃう方もいると思います。勿論腫瘍のこともありますが、実は炎症によってもしこりが出来ちゃうことだってあるんです。炎症性のしこりの場合は手術しなくても何とか治してあげられることもあります。また、原因によっては抗生物質が必要なもの、ステロイドを投薬しないといけないもの、逆に投与してはいけないもの、手術してあげなくてはならないもの、様々なバリエーションがあります。この選択を間違えると、手術しなくてもよいしこりを手術してしまったり、正しく治療すれば治るものが、間違えて悪化させてしまうこともあるのです。残念ながら我々獣医師も外からいくら眺めてみても原因は分かりませんので、しばしば細胞診という検査をしたり、スタンプ検査などを行い炎症なのか腫瘍なのか判断していきます。今回のレクチャーはそういったものを正しく診断していくためのおはなしでした。 今日から早速つかえる知識がいっぱいでした。今から第4回が楽しみです。

今回ご参加いただきました動物病院
 ペアン動物病院(練馬区江古田)
 高野台動物病院(練馬区高野台)
 たんぽぽ動物クリニック(神奈川県横浜市)
 きし動物病院(東京都清瀬市)
 堀江動物病院(茨城県加須市)
 しらかば動物病院(千葉県船橋市)
 マミー動物病院(東京都国分寺市) 
皆様、ご参加ありがとうございました。
 

投稿者 たかはし動物病院 | コメント(0)

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